目次
1. 京都大学 ~二つの祟り地蔵~
京都大学の構内には、謎の地蔵がいくつもある。
ひとつは、京都大学理学部構内にある祟り地蔵。京都大学の動植物学の教室の建築の際に出土し、祀られることで現在まで残ったものだった。一説では、大阪城建築の際に作られ、合戦で多くの血を吸って1615年以後に京都で捨てられたともいわれている。
怪談蒐集の大家・田中貢太郎によれば、大正八年(1919年)に理学部敷地内で50柱もの地蔵が出土し、次々と人が死んで祟りだと騒ぎになり、結局、死者6名、負傷者3名を数えた。
しかし、現場の地蔵は、なぜか41柱しかない。そして、死傷者9名と消えた地蔵の数が合致するのだ・・・。
もうひとつは、京都大学医学部構内にある。京都大学の医学科が設けられて間もないころ、構内の空地の上に石地蔵が台ごと放り出してあった。とある百姓がこれに気づいて地蔵を家へ運び、それに穴を鑿らして手洗鉢にした。
其のうちに十年近くの歳月が流れたが、其の百姓の家は皆死絶えてしまった。石地蔵はその後、大学の構内へ運び返されたが、大学の方では、そのままにして放って置いたが、「石地蔵の附近の草を刈ると祟がある」などという噂が立つようになり、周囲の反対を押しのけて、草を刈ろうとしたとある教授は、その夫人が亡くなるということがあったという・・・。
参考:田中貢太郎『天狗の面』
2.多摩美術大学
焼身自殺による卒業制作
大学の卒業制作に屋上で焼身自殺をして、それをビデオにおさめた人がいる。
これはあまりにも有名で、多摩美内ではもちろんネット上でも見られる噂である。曰く、卒業制作で追い詰められた四年生の学生が校舎の屋上で自身の焼身自殺をビデオに録画し、それを教授に提出したという噂だ。どこの棟かはわからないが、共通するのは屋上で自殺を図ったということ。そのテープの行方については、教授の研究室や総務課で保管してあるとの噂が流れている。
手のオブジェの噂
食堂の近くに、巨大な手を模した彫刻のオブジェがある。このオブジェのオカルト話は絶えない。以前、オブジェのそばには電話BOXがあったらしい。その電話BOXに、出るのだ。
携帯電話の普及する前だろうか、夜おそくその電話BOXを使用すると、ガラス一面に手形がびっしりと付いていたということが頻繁に起こったらしい。あまりにも多発する心霊現象に、この手のオブジェが慰霊として置かれたとか……。そして年に一度総務課が彫刻を外し、お焚き上げをしているという噂だ。もう電話BOXは別の場所に移動されてしまったが、このあたりでは何かを見たという噂が今も絶えない。またお焚き上げの件についても、学校関係者は否定しているが、実際に台座から無くなっているのを見たという学生は多いらしい。
鏡の無い女子トイレの噂
絵画北棟の四階には女子トイレが一つある。ここには、今まで鏡が設置されていなかった。ここでは霊を直接見たという者があとを絶たない。
ある女性徒がこのトイレを使用中 ドアの向こう側に人の気配を感じた、ドアの隙間から歩いていく足が見えたらしい。ここまではオカルトでもなんでもないのだが、その足は本来壁がある方へ歩いて行き、そのまま消えていったとか……。
赤いワンピースの女の噂
赤いワンピースを着た女の霊が出るのだという。その目撃談は広範囲に渡り、駐車場、絵画東棟、さらにはこの話を聞いていた部室棟にまで及ぶそうだ。最近では、この部室棟でこっくりさんを行っていた学生達によっても目撃されたらしい。
この正門の近くに巨大なオブジェがある。これはその鬼門を封じる役割があるらしい。世界的に有名な彫刻家の作品らしいのだが、多摩美のオブジェは風水的な意味合いで設置されたものも少なくないとか……。
また、裏鬼門の近くの南通用口は常に鍵が取り付けられ使用できなくなっている。ここでは何か良くないモノを見たという噂がある。
最強の旧図書館の噂
多摩美術大学最強の心霊スポット、旧図書館。三年前くらいに取り壊されてしまったが、その前はダントツのオカルトスポットだったらしい。これはもはや噂レベルではなく、何人もの人間の目撃・体験談があげられている。曰く、御札の貼られた部屋がある。曰く、存在しないはずの廊下を歩いたなど……オカルト話にこと欠かないそうだ。
今は跡形もなく取り壊され、跡地には雑草が茂っているがこの付近では未だに心霊現象が起こっているようだ。さらに、この施設には地下室がありそこに御札の貼られた部屋が存在すると伊勢氏は語る。旧図書館は共通教育棟と地下で接続していたそうだが、その場所にこの部屋があり、地下を埋めてられなかったそうだ。一般的には「地下はもう残っていない」ということだが……。
実際、共通棟校舎内の階段から地下へ来てみても、確かにそれらしいところは無かった。しかし、外から見ると丘の側面に何か扉があることを見つけた。学校の許可が取れなくてそこに入ることはできなかったが、もしやここがそうなのかもしれない。
御札の部屋は、まだ存在しているのかも……。
彫刻科の小さなおじさん
彫刻棟の裏にある機械室では、手の幽霊と小さいおじさんが現れるらしい。どちらも悪さをすることはないらしいが、目撃する者は多いという。
やはり美術、しかも彫刻科だけあって手の幽霊についての噂は多い。しかし、小さいおじさんとはなんだろう?
実は、小さいおじさんは全国で目撃されている。芸能人の目撃証言もあり、日本の都市伝説の一つと言っても過言ではない。
手の幽霊もおじさんも人に危害を加えることはないらしいが、機械室を歩き回り、今も学生を脅かしているのかもしれない。彫刻科の学生さんには、指を切らないように気をつけてもらいたい。
引用元:心霊WEB企画オカルトさがまち大学のコワイ噂(2012)
(http://sagamachi.jp/smweb/archive/13_uwasa/)
2.法政大学 ~市ヶ谷キャンパスの学生会館地下1階の奇妙な噂~
ある学生がここで学課の勉強をしていると、誰もいないはずの方向から、ザッザッザッと何者かが大挙して行進する足音が聞こえてきたということもあった。市ケ谷キャンパスは九段の靖国神社が近いことから、その足音はこの悲劇のクーデター事件で無念の思いで若さを散らせた青年将校たちのものではないかなどという噂がしきりに流れた。
なお現在は学生会館無く、地上7階地下2階建ての外濠校舎に改修されたそう。
ほかにも、建物内の全ての鏡に、全身を赤く染めた血まみれ女の姿が浮かびあがる。茶道研究会の部室にの畳で寝た学生の上に小さな女の子が乗って金縛りにあった。深夜、誰もいないはずの場所から足音が聞こえ、何者かがシクシクとすすり泣く声が聞こえた、などの噂がある。
引用元:すでに公開が終了している。
なので、さらにそれを引用しているサイトから引っぱって来た
(https://matome.eternalcollegest.com/post-2134539524436661601)