都市伝説軍団計画を進めるにあたって、まずは必要な人員を集めるべく、ちょっとした企画で妖怪好きさんを集めよう。そういう意図で現在進行形で計画しているのが、人面犬張り子作りワークショップです。
都市伝説軍団計画を実行しようと思い、まず最初にこの計画を持ち込んだのは、筑波大学のT-ACT推進室というところです。
筑波大学にはT-ACT(つくばアクションプロジェクト)という、学生の活動を支援する制度があります。金銭的な支援はないのですが物資の支援が豊富で、とても親身になって協力してくださるアドバイザーの方々がいらっしゃいます。ひな吉も都市伝説軍団計画をこの支援を利用して実行しようと思い、駆け出しの作家が出版社に突入するがよろしく、まずはこの推進室に駆け込みました。(参考:T-ACT つくばアクションプロジェクト (tsukuba.ac.jp))
そこでアドバイザーの方から頂いたアドバイスが、いきなり仮装行列として計画するのではなく、段階的に行った方がいいということ。確かに、急にSNSにおいても学内においても無名のひな吉が「都市伝説の仮装をしませんかー!」と呼びかけても、集まってくれる学生や一般の方はなかなかおりません。
そのため、まずは小さなイベントをやって仲間を集めて、仮装行列へ結び付けていこうということです。その小さなイベントとして企画したのが、人面犬張り子作りのワークショップなのです。
だがしかし、まだ明確にどうやって人面犬を作るかは定まっていません。今は試作品を作って最終的にどんなものを作ろうか試行錯誤しています。
ちなみに、最近は通常の犬張子をモデルにこちらの二体を作ってみました。一体は普通の犬張子と同じ、四足歩行型のものを、もう一体はちょっと起き上がりこぼしのように達磨型にしてみました!
作り方は簡単。紙粘土で土台を作り、和紙を張りつけて絵付けするだけのもの。顔のデザインは沙界妖怪芸術祭で知り合ったイラストレーター・さきゅう様に依頼して制作していただいた人面犬のラフ画が元となっています。しかし・・・自分で言うのもあれなのですが、やっぱり似ていないです(笑)
試作品1号と2号にしては思ったよりいい出来なので、わりと気に入っています。しかし、実際のワークショップは1日開催を目標としているので、紙粘土だと乾く時間がかかってしまう・・・。ドライヤーで乾かす時間を短縮しようとしたのですが、それでも1時間くらいはかかってしまいました。土台を紙粘土以外のものでもできないか、まだまだ試しに作ってみる必要がありそうです。
試作品3号が完成したら、また活動報告として記事にあげたいと思います。