大学生はとにかく時間があるとよく言われます。確かに、大学生は自分でどの授業を取るか決めることができるので、空き時間を自由に作ることができます。空き時間や長期休暇を利用して友達とサークルに励んだり、海外へ飛んでみたり。いろんなことをして、有意義な学生生活を送りたいですよね。
さて、遊ぶことももちろんですが、学生という余裕のある時間で、自分のやりたいことの実現に。チャレンジしてみませんか?
筑波大学には、T-ACTという学生の活動支援制度があります。
ひな吉の都市伝説軍団計画も、この制度を利用して企画しているものです。今回はこの制度について、紹介したいと思います。
目次
T-ACT(つくばアクションプロジェクト)について知る
T-ACTとは?
T-ACTとは、学生の興味関心やニーズである「やってみたい」から企画し、実行に移すために仲間を集め、「学生主体」で実施される活動です。法律、学則などに違反しない半年以下の「単発型・短期型」の活動であれば、企画の内容や規模、活動場所は問われません。
T-ACTによって身につく力
T-ACTでは五つの力を身につくとされています。
活動に積極的に参加し取り組む「参加力」、その場でさまざまな物事を感じとる「体験力」、協調して他者と関わる「コミュニケート力」、目標に向かって仲間をまとめ上げて率いる「統率力」、アイデアを実現させ、新たなものを創り出す「企画力」です。
T-ACTの活動を通じて、自分のスキルを多面的に伸ばすことにつながり、現代社会のニーズにあった能力を身に着けることができるのです。
T-ACTの始め方
T-ACTを始めようと思ったら、まずは企画を書いてみましょう!
企画はT-ACTのホームページ(T-ACT つくばアクションプロジェクト (tsukuba.ac.jp))で書くことができます。細かいところまで書くところがありますが、最初は曖昧でふわっとしたものでも大丈夫です。
とにかくやりたいことをカタチにしてみましょう!書いてみると、意外とアイデアがぽんぽんと出てくるものです。
企画実現の流れ
さて、企画を申請をしたら、企画の承認、実施まで、T-ACTのさまざまな支援を受けながら進めることができます。
仲間を見つけよう!
T-ACTの企画には、一緒に活動を進める学生オーガナイザーが必要となります。気の知れた仲間でも、知らない人との新たな関係の中でも、仕事を任せたり頼ったりする体験は非常に貴重です。
また、活動の過程で教職員の力が必要になります。しかし、ほとんど名前を借りるだけのようなものなので、壁を感じる必要はありません。
コンサルタントさんに相談する!
企画を申請したら、あるいは申請の中でわからないことがあったら、T-ACTコンサルタントに相談しましょう。
コンサルタントさんと相談することで、企画の内容をもっと具体的にしていったり、学生や教職員の仲間探しをしたりしながら、企画審議に備えます。
ひな吉が現在企画している人面犬張り子製作も、実はコンサルタントさんとの相談で生まれた企画です。まずは小さなイベントからステップしていく形で、都市伝説軍団計画へつなげていこう!という道筋なのです。
T-ACTの魅力
T-ACTという活動支援制度はただ企画を生み出すことを手助けしてくれるだけではありません!!
たくさんの魅力をご紹介したいと思います。
魅力その1 物品の貸し出しが手厚い!!
T-ACTでは金銭的な支援はしてくれないのですが、その代わりに物品の貸し出し・提供が非常に手厚いです。
貸し出してくれるものの例としては・・・・
文房具はもちろんのことながら、ガムテープやビニール袋、ホワイトボードなど、ちょっとした雑貨まで貸し出してくれる!!
スライドショーをするためのスクリーンなども貸し出してくれる!!
ポスターやポストカード、名刺などの印刷物が無料でできる!!
金銭的な支援がないんじゃあ・・・と思うかもしれませんがしかし、印刷物など地味にお金がかかってしまうところがカバーされるという点では、かなり良いのではないでしょうか?
魅力その2 気軽に訪問できる!!
支援制度と聞くと、教職員との面談したり、厳しい書類審査があったり・・・などを想像するかもしれません。
T-ACTはそんなお堅いものではありません!!
先にも述べましたが、ホームページからT-ACTの企画の申請は簡単にできます。
何かわからないところがあれば、大学にあるT-ACTの推進室へ行き、アドバイザーさんやコンサルタントさんにアドバイスを求めることができます。推進室は基本的に平日に開いています。
出入りは自由、予約不要です!!
気軽に推進室へ行くと、コンサルタントさんやアドバイザーさん方が優しく出迎えてくださいます。コンサルタントさんやアドバイザーさんは数々の企画を実現までもっていったT-ACTのベテランみたいな方々です。
どんな企画でも大丈夫。自分のやりたいことを伝えれば、必ず企画というカタチにもっていくことができるはずです!!
ぜひ皆さん、気軽に推進室のドアを叩いてみましょう!
まとめ
ひな吉は最初、「とにかく都市伝説で仮装行列をやりたいんじゃー!!」という勢いでT-ACTの推進室の扉をたたきました。
そんな弾丸訪問だったのですが、たまたま居合わせたプランナー(すでにT-ACTで企画を実現している大先輩です)とコンサルタントさんは優しく出迎えてくれ、それどころかひな吉の企画を「面白い!」と言ってくれ、ポンポンとたくさんのアイデアを出してくださったのです。
その時は、自分でも信じられないくらいアイデアが浮かんできたのを覚えています。
人は一人でもアイデアを出すことはできますが、やっぱり三人集まれば文殊の知恵というだけあり、他人と意見をぶつけ合うことで新たな発想が生まれます。
ぜひ、自分のやりたいことを頭の中だけで終わらせず、T-ACTを利用して、実現を目指してみてください!!