バタバタと忙しい4月が過ぎ、ようやくひな吉の周囲も落ち着いてまいりました。皆さま、ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしょうか?
ひな吉がゴールデンウィーク期間中に開催を予定しておりましたワークショップ、なんと参加者が1名!!その上、2日目の参加者は0名という事態!!!!
初めてのワークショップというのもあり、そんなに人は来ないだろうという予測はしておりましたが・・・これはあまりにもひどすぎる結果でございます。
そのため、その反省をしていきたいと思います。
反省点その1 開催時期があまりにも悪かった
何よりもあげるべきなのは、開催時期が悪かったという点でしょう。
ゴールデンウィーク中、都内や京都を代表として、各地でイベントはたくさん行われます。それに乗じてワークショップを・・・と考えていたのですが、それが大間違いでした。
ひな吉がワークショップのターゲットとしたのはあくまで筑波大学生であり、一般の方々ではありませんでした。
ゴールデンウィーク期間中、つくばから筑波大学生は消えるのです。
筑波大学には全国各地から学生が集っています。筑波大学生の多くは、大学の周囲で一人暮らしをしており、基本的に学内で行われるというイベントには、家が近いというのもあって割と積極的に参加する傾向があります。
しかし、ゴールデンウィークという期間、筑波大学生たちは帰省してしまうのです。帰省しないという学生もいますが、バイト三昧にして稼ぐか、旅行に行くかの二パターン。どちらにせよ、つくばから離れて行ってしまう。
都内や京都などは、むしろ地方から人がゴールデンウィークを利用して遊びにくるので、ゴールデンウィークに乗じたイベントの開催は有効です。しかし逆に、つくばのように、お世辞にも観光地としては発展していない地方都市からは、思いっきり人が吸われていくのです。
反省点その2 大学生向けの内容ではなかったのかも・・・
ひな吉がこのワークショップを開催した目的は、妖怪をテーマにしたイベントが世の中にはあって、すごく楽しいということ筑波大学生に伝えることでした。最終目標は仮装イベントであり、前段階として工作物をしよう!と考えて居たのですが・・・何かの造形物を作るという、参加者に器用さを求めてしまうハードルがそれなりにあったのではないかと思います。
ファミリー層向けには、子どもの想像力を養うとか、親子で楽しめるという利点があげられそうですが、大学生に対して図工はいかがであったのだろうか?
確かに体験型のイベントは人気です。しかし、その多くは着付け体験や伝統工芸品製作など、体験者にとって参加価値を得ることができるものばかり。一方で、人面犬製作は、完全にプランナーの趣味に走りすぎた、独りよがりなテーマであったと言えます。
とはいえ、筑波大学には芸術専門学群があり、創作物を好む層は一定数おります。しかし、プランナーである私は工芸ド素人であり、そんなド素人によるワークショップは、大学で工芸を学んでいる上級生の方々にとって参加価値は一体いかほどであったのか・・・ということが想像できました。
反省点その3 宣伝能力の低さ
これはどうしようもなかったともいえますが、ひな吉は今回初のイベント企画というのもあり、知名度はそこまで高くはありません。
ポスターの張り出し、Twitterでの投稿なども繰り返していたのですが、筑波大学生に向けての発信力は低かったように思います。
また、人面犬というかなりマニアックなテーマで挑んだということもあって、一体どういう内容なのかを想像しにくかったのではないかと思いました。
今後、一般に向けた企画もしていくつもりですが、やはり大学生にこそ興味を抱いてほしい・・・そういう気持ちがあるので、今後とも宣伝方法については模索が必要です。
まとめ
妖怪ワークショップの大きな敗因は、主にこうしたことが起因しているように感じました。
今後、夏に向けて新たな企画を考えたいと思うので、それに向けて反省・分析・修正を繰り返し行っていきたいと思います!!